今回は、デジタルスロットルセンサーの電圧調整にトライしてみました(;´∀`)ので、作業の紹介したいと思いますので、ご参考にどうぞ!!
今回は、前回取り付けたデジタルスロットルセンサーの電圧調整と電圧調整による効果について書いていきたいと思います。前回のデジタルスロットルセンサーの取付については、下記の記事を見ていただければと思います。
デジタルスロットルセンサーの電圧調整
前回の記事で、RECHARGE株式会社(中村屋)から販売されてるデジタルスロットルセンサーの取り付けを実施しましたが、ポン付けだけではこのデジタルスロットルセンサーの本領を発揮できません。というよりも、電圧調整をすることによりデジタルスロットルセンサーの性格がガラリと変わるので、各々に合った好みの乗り味に変化させることが出来ます。
ということで、今回の作業は電圧調整をするのですが、簡単に作業をする為にRECHARGE株式会社から発売されてる「スロットルセンサー調整キット」を使用して作業を行っていきます。
「スロットルセンサー調整キット」内には、専用電圧計以外にも作業性を考慮した付属品として、キャップスクリューと六角レンチのセットがついてきます。
参照:RECHARGE株式会社
キャップスクリューと六角レンチの組み合わせで
狭いエンジンルーム内での調整作業を容易にします。
(電圧計の作動温度は60℃以下です。停車時のみ使えます。)
電圧調整方法
①暖気運転
まずは、しっかりと暖気を行いましょう。ここで暖気をしっかりやるかやらないかで、最後に大きく影響してきます。
②専用電圧計設置
➡
デジタルスロットルセンサーと純正カプラーの間に「専用電圧計」を挟み込みます。挟み込んだ後にイグニッションを「On」の状態にすることで、電圧が表示されます。(エンジンは掛けなくても良いです)
表示された数値で問題が無ければ、作業終了になりますので、「専用電圧計」を取り外してから、試乗してみてください。電圧を変更及び調整する場合は、③電圧調整を参考にトライしてみてください。
ちなみに、電圧の推奨範囲内ですが、下記の通りとなります。
電圧が0.75V~1.25Vで調整します。
電圧が低い方がマイルドな乗り味になりますが、
あまりギリギリにすると
ダイアグでエラーが出たりしますので、
少し余裕を見て調整してください。
引用:RECHARGE株式会社
③電圧調整
デジタルスロットルセンサーのネジ部分が、長穴になっているので、ネジを緩めてセンサー(黒い部分)を右回し又は左回しすることで、電圧を調整できます。「専用電圧計」の数値を見ながら好みの数値に調整してみてください。
※写真は分かりやすいようにスロットルボディから取外しています。
電圧数値の調整が完了したら、「専用電圧計」を取り外し試乗してみてください。好みの乗り心地で無い場合は、再度調整してみてください。
「専用電圧計」に付属でついてくるキャップスクリュー(写真赤丸部分)に事前に変更しておくことで、狭いエンジンルーム内でも六角レンチを使用して容易に調整が出来るようになります。
④注意点
・走行時は「専用電圧計」を取り外す。
➡エンジンルーム内の熱で「専用電圧計」が故障します。
・暖気運転をしっかり実施する。
➡暖気が不十分な場合、電圧調整時に狂いが出る。
・試乗後に再度、「専用電圧計」で電圧に狂いがないか確認する。
➡センサーのズレにより、電圧が変りダイアグに「エラー」が表示される可能性がある。
電圧調整による効果
デジタルスロットルセンサーでは、上記に記載の方法で電圧を調整することにより、アクセルを踏み込んだ時の特徴(特性)が変わります。電圧が低いほどマイルドなアクセル応答になります。・・・ということで、色々と試行錯誤して私は「0.89V」に落ち着きました。(本当は「0.90V」狙いでしたが・・・)
「0.70V」付近では、少しアクセルに対する反応が遅い感じがしました。対して、「0.89V」では、アクセルに俊敏に反応している感があり、アクセル踏み込みと加速の感覚が近い感じがしたので一旦落ち着きましたが、更に高い「1.00V」付近も時間があれば試してみたいなと思います。
皆さんも是非、デジタルスロットルセンサーを手に入れたら試行錯誤して好みの電圧を探してみて下さい。
以上、最後まで読んで頂きありがとうございました。
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