FD3Sのアースについて

FD3Sは最終型でも2002年式なので、既に18年落ち(現在2020年)の旧車の部類に入っています。ここまでの旧車になってくるとアース部分も劣化し(写真の状態)、新車時にもっていたであろう機能も果たさなくなってきます。また、このアースですが現在はMAZDAディーラーでも取り扱いが無く廃盤となっており、新品は入手不可能な状態となっています。
・・・と、残念な話になります。
・・・が、大丈夫です。関西にあるRX-7に情熱を燃やしてくれている有名ショップ中村屋様が材質にも拘った純正品以上にしっかりしたアース、その名も「サイクロン・アース」を製作してくれています。
↑通販サイトです。
サイクロン・アース取付
サイクロン・アースの取付は、比較的簡単にできます。作業方法は中村屋様のホームページで掲載されているので、ここでは作業中に私が感じたこと等を記載していきたいと思います。
↑中村屋様サイクロン・アース取付方法

まず、サイクロン・アースについてですが、①サージアース、②スロットルアース、③マフラーアースの3本のアースのことをまとめてサイクロン・アースと呼んでいます。
↓写真の部分にそれぞれアースを取り付けます。


①.サージアース


一番簡単に取り換えが出来ます。錆等により固着(※)していなければ何の問題もないはずです。取り外したアースと交換用アースを比較してみました。取り外したアースは写真の通りボロボロな状態となっていました。最終型のFD3Sに乗っていますが、既にこのような状態です。なので、他のFD3Sも同様の劣化があると思います。
※固着している場合は、潤滑油(CRC 5-56)等を吹きかけましょう♪
②スロットルアース


純正には無い、新たなアースになります。アース線の取り回し方は中村様のサイトに記載があります。長さがキッチリなので、取り回し方を間違えると届きませんので、中村様のサイトに記載されている写真をしっかり見て取り付けましょう。
こちらの作業も比較的、簡単にできると思います。
③マフラーアース

ジャッキアップが必要な作業になります。3本のアースの中で一番面倒な作業になります。(私だけかもしれませんが・・・)
ジャッキアップ後は、車体下に潜る為、ウマ等で車体が落下しても大丈夫な状態にし、安全作業を心がけましょう♪

マフラーアースは、何が面倒かと言うと、アースが鉄板?(写真右側の鉄板)に隠れているので、鉄板のボルトを外さないといけないこと。それから、マフラー部分は高温になる為、ボルトが固着している点です。
ボルト固着は上でも書きましたが、潤滑油(CRC 5-56)を吹きかけましょう。
アース交換による効果
アース交換による効果は、人によって色々と感じるようです。
〇アースによる効果
- エンジンの掛かりが良くなった。
 - オーディオの質が良くなった。
 - 馬力が上がった。
 - エンジンのレスポンスが良くなった。
 - アイドリングが安定した。
 - ミッションの入りが良くなった。
 - ライトの光量が上がった。
 - 燃費が向上した。
 
などなど、アース交換によって上記の効果を感じる方々がいるようです。たかがアースと舐めるなかれ・・・ですね!!コスパも良いですのでおススメのチューニング?メンテナンス?ですね!
ちなみ、私のFDに装着してみた感じですが、エンジンの掛かりは装着前より良くなり、ミッションの入りやエンジンのレスポンスも改善しました。
その他は、鈍感な私にはイマイチ良く分かりませんでしたが、劣化したアースでは本来の性能が発揮できないことを身をもって知ることが出来ました(笑)
以上、最後まで読んで頂きありがとうございました。
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